ノヴ子の旅日記

英語学習やキャリアについて。読んでくれた誰かの役に立っているとうれしいです。

2023年確定申告を終えて

確定申告が終わった。

並行して1年間ため込んできたうっとうしい領収書や、捨てていいのか判断がつかず寝かせておいたを諸々の書類を整理する時間でもある。確定申告も、書類整理も積極的にやりたいことではないのだが、確定申告すると1年終わったなという気持ちになるし、書類は捨ててボリュームが軽くなって気持ちよかったりする。

 

これまでは確定申告を始めたころの書類をずっと保管しておいて時期が来たら、それらを見返しながら、記憶をたどり確定申告をやっていたのだが、今年からは最新の帳票と、簡単な引継ぎ事項をまとめておこうと思った。記憶が新しいうちに書き残しておく方が今後役に立つかなと思ったし、やっぱり何年も同じ資料を使っていると情報の更新等あったりすると使いづらくなってくるので。仕事でも、このような確定申告みたいな年に1回しかしないことでも、経験したことをちゃんとメモしておいて、明日以降に活かさないと、人生って楽になっていかないと思うんだよね。

 

それにしても今回の確定申告は前回と比較して怒りがこみあげてくる確定申告だった。

自民党政治資金パーティー問題、世界と比較してもなかなかに高い税負担、日本は大丈夫だと言いながら刷られまくる国債、その割には安くならない税金、真面目に時間割いて確定申告するのがあほらしく思えた。

 

ふるさと納税もなんだかな、と思えた。寄付額に対して、ゼロが一つ少なくだけの控除。お得感が全く感じられない。これだと還付額と返礼品を寄付額で買っている程度でしかない。いやそうではなく、所得税からは引かれず、県住民税から差し引かれるというのは理解しているつもりなのだが、直接会社に郵送されているから本当に安くなっているのか確認もできていない。今後はちゃんと取り寄せようと思う。

 

とはいえ、もっと確定申告をフル活用できるような人間になりたい。

というのは複数の収入があるような人間に。給与だけの収入一本の会社員が確定申告するのは、寂しいものがある。生命保険も、住宅控除も結局還付以上の金を使っていることでしかないし、年末調整だけで完結してしまいたい。

 

(備忘録)免許更新の流れ

8時40分 警察署に到着

更新時の申請用紙は警察署の受付の後ろにある機械で用紙を出力できるようになっている。そこへ免許証を挿入。

 

読み取られた免許証情報が載った申請用紙が出力され、生年月日、連絡先等を記入。

受付の順番が回ってきた。証明写真のサイズがでかすぎるとのこと。更新時に送られてくるハガキに載っているサイズが原寸大らしく、そのサイズでないといけないようだ。

あと各自治体の収入印紙がないから、警察署の駐車場の向かいの同じ敷地内にある交通安全協会収入印紙と証明写真を撮って、とのこと。

 

収入印紙と証明写真を購入、3800円。

再び受付へ行き、確認してもらい、視力検査の順番を待ちの受付番号をもらった。(番号1番)

10分ほど待ち、視力検査は3回ほどチェックし合格。

視力検査に合格すると既存の免許証を3か月間延長してくれるので、それを日常生活で使ってくれと。

 

その後30分間の講習。半分講義と半分ビデオを観る。

講習終わったら、受付で自分の苗字を伝え、免許証を返却してもらう。

10時に完了、次は警察署に1月上旬に受け取りの予定。

 

<感想>

ハガキに載ってた写真のサイズものさしで測っておけばよかった。

交通安全協会やねん。

警察って免許証更新、他交通にかかわる仕事でどれくらい収入あるんだろう。

講義の際に使ったテレビがブランド管テレビ。

 

ほしいものが見つからない!

私たち家族でもそろそろクリスマスプレゼント何ほしい?って話になってきているんですよ。

予算は1つあたり5000円から7000円くらいで。

具体的に言うと、ほしいものはあるんだけど、2000円くらいのものだったり、生活感あふれるものだったり、クリスマスにふさわしいものが見つかっていない。

結構探しているんだけど、意外とほしいものって見つからないんですよね。

幸せなんだよ、ほしいものがないって満たされている状態なんだということはわかっているつもり。こういうときに自分のテンションを上げられる、珍しいものを思いつくようなおしゃれな才能を持っていれば、とも思ったりする。

 

以下が最近ほしいと思ったものと、考えたこと。

 

  • アディダスのスニーカー…5000円(家にまだ使えるスニーカーあるしな~)
  • ダッフルコート…7000円(たぶんこれが最有力だが、色、丈、サイズ心配)
  • パーカー…15000円(一番ほしいが高いのと、まだ使えるのがある)
  • お酒(商品未定、限定ものとかはありと思う)
  • コンタクト液(生活の足しにしてる感強すぎる)
  • 電動歯ブラシ(ほしいけど、家にあるのはまだ活躍してるし)
  • 足元ヒーター(使わない時邪魔そう、エアコンもあるしな)
  • 電源タップ(すでに持ってるからそれでやり繰りすればいいじゃない)
  • ジャージ(家に使えるものがあるからいいのでは?)
  • シャンプー(ずっと同じの使ってる、でも生活感強い)
  • キャンパスノート10冊セット…1500円(安いから自分で買う)
  • スマホケース…700円(安いから自分で買う)
  • 自転車の電動空気入れ…7000円(週末に市営駐輪場に空気入れ行けばいい)
  • 割れないティーポット…1500円(南部鉄器のやつあるしな。。。)

 

靴とか特にそうなんだけど、すでに持っていて、それがまだ使えるのに別の新しいのを買ってまだ使えるものを使わなくなるってのが自分の中でNG行為なので、新しいものを買うときは結構注意深い。何よりものを持ちたくない。

 

 

 

 

英語リスニングにDeep DiveのPodcastがいい

このPodcast、おすすめです。

かの有名英字新聞Japan Timesのスピンアウト企画みたいな番組で、英語母語話者の外国人社員が制作しているようです。

全編英語になるので、対象はTOEICだと800~からくらいの学習者になると思いますが、このPodcastの何がいいかって、日本の話題について話していること。以前取り上げられていたのだと、福島第一原発の処理水問題の概要と周辺国の反応であったり、100年たった関東大震災のこと特集したりしている。

基本的な情報は知っていることなので、英語はさておき、知識面で理解できないことはないから(理解できないなら日本語でソースはたくさんあるから予習も可能)、全編英語といえ、ある程度は理解できちゃうところがいい。

またそんなトピックでも知らなかった情報が多々あるから、自分の知識にもなってすごくいい。日本が外国人目線でどう見られているかという理解ができていい。

発音とかは生の英語そのものなんだが、日本に住んでいる人たちだし、扱う話題も日本のことだしというのがあって、意外にも聞きやすいんだよね。

 

皆さんも英語学習にぜひ!

 

 

 

www.japantimes.co.jp

ノートテイク術

僕の仕事でのノートの取り方について、だれかの参考になればと思い書いてみます。

ノートの取り方を意識し始めたころは学校で習ったとか、普通に使う程度でしかなかったが書籍やネットから情報を拾っていき、いいとこだけを集めたノート術になったと思う。

まずノートは3分の1を折った状態で使用します。

 

  • ノートに求める理想
    • 読み返した際に記憶がよみがえるノート
    • 当時の記憶や理解で誰かに説明ができるノート

  • 上記を達成するために
    • 汚い文字でOK
    • 時系列で書く
    • キーワードだけでOK
    • 情報量の多さを意識する
      • 折った箇所に日付、議論内容についての見出し、疑問、TODO、後で調べたいこと、感想を書いておく。

こんな感じ。折った3分の1には上記の自分の意見を書き、3分の2には事実を書いていくスタイル。要は自分が読める程度に汚くていいので、後々思い出せるように色んな情報詰め込んでおきましょう、というところだ。

あと、キーワードだけ書いていてもあとから読み返すと何のことかわからなくなることも多々あるので、記憶が若いうちに文章にしておき、あとから読んで理解しやすいように補足をつけておいてあげると、長く使える情報になる。

全ての場面で役に立つというわけではないが、書き留めていた日付や情報に助けられることは何度もあったし、議事録も書きやすいのだ。

 

あと仕事のみならず、勉強のシーンでも使えるノート術だと思う。

今後もメモとりながら情報吸収していきたい。

勝つ確率は半分

例えば転職の面接。書類審査は通過し、面接に呼ばれた。

たぶんここでの勝率は50%、もしくはそれ以下なのだろう。でも面接での想定問答を作って覚えるまで練習したり、製品についてより情報を深堀りしてみたり、身なりを整えたり、やるべきことはやればやるほどに出てくる。これらを一つ一つクリアしていくことで、勝率は50%からどんどん上がっていくのだろう。

 

一方でどうにも埋まらないも存在すると思う。

例えば経験者採用をしているポジションで、ワンチャン狙って未経験の立場でも応募するとか。未経験の事実は変わらないし、「うち経験者だけなんです、ごめんなさいね」と言われることのほうが多いだろう。

 

こんなどうにも埋めようがない部分、努力で何とかなる部分、総合して勝てる見込みがあるなら挑戦する。勝率は何もしないと半々だが、できることを積み重ねていくことで勝率は上げられる。きっとこういう態度のことを人事尽くして天命を待つ、と言うのだと思う。

 

勝てる試合を落とさないように、いつだって自分の努力で上げられそうな勝率は上げておけるようにしておきたい。

 

この記事を読んでいると、自身の英語学習に通じるところがあった。
このディテールにこだわったプレーというのはきっと監督の中にこう来たらこう、という高度な定石があって、それを試合本番でも再現できるようにしているのだと思う。

このディテールのある練習をすることで、体格差をもろともしない完璧なプレー、そして緊張感のある練習ができるようになるのだと読んでて思った。

 

英語学習のシナリオで読んでみると、大雑把な練習というのは多読やひたすら問題集を解いている状態。ディテールのある練習は、精読や単語の暗記、間違った箇所の復習といったミスを減らしていく練習に似ていると思う。

両方とも大切なのだろうが、どちらの練習もしないと上達はしない。

長所を伸ばすと同時に、細部にこだわった動き、繰り返しの練習で完璧にできるようにならないとこういう高いレベルでの勝利はないのだろう。

神は細部に宿る。

 

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EJ 
トムの言うように、現代のコーチは数値に基づいたゲームモデルを提示する必要があります。それを練習メニューに落とし込む。2015年W杯に臨んだジャパンはヘッドスタートによって体を大きくし、午前は小さなユニットで練習し、システム、スキルを浸透させる。そして午後はフルメンバーで練習する。ラグビーとバスケットの共通点は、20cmほどの身長差があるならば、それは決定的な差になりかねず、そこを克服するには、ディテールにこだわって準備を重ねていくしかないということです。

TH 90年代、私はトヨタ自動車で国際マーケティンググループの仕事に就いていました。とても印象的だったのは、トヨタの車作りというものが、徹底的にディテールにこだわっていたことです。ドアを閉めた時の音を最小限にする技術や、ハンドルを握った時の感触など、細部にとことんこだわる。これは素晴らしいと思いました。

EJ それこそ日本の産業の特色でしょう。

 

TH ところが、バスケットボールとなると、ディテールが消え去っていたのです。当時の日本男子のバスケは大雑把で、単に5対5のドリルをやっているようなものでした。90年代、アメリカの方がより細かいスキルを重視して試合をやっていましたよ。

EJ 細かいことにこだわる国民性なのに、ことスポーツの指導になるとそれが消えてしまうのは、日本のスポーツの大きな課題ですね。その原因は、どの競技の選手たちも中学、高校時代から長時間練習に慣れていることにあると思っています。

TH 練習に対する集中力を欠きがちですよね。

EJ その通りです。彼らは指導者から課される「根性練習」の中で育ってきています。すると、どうなるか? 選手たちは体力を温存し、配分しようとします。それは人間として当然の反応なのです。ジャパンを率いていた当時、ある練習で選手たちの集中力が散漫だったことがあり、私は「この練習に100%、フォーカスして欲しい。それができたら、この練習を終える」と告げました。そして実際、私はたった2分間で切り上げました。選手たちはキョトンとしていましたよ(笑)。

TH そうした発想は、日本ではあまり見ませんね。

EJ 練習は予定された時間が来たら終わるのではなく、成果によって終わるタイミングを判断するべきです。

TH 私も同じスタンスです。バスケのコーチたちは、Aという練習を10分、Bを5分、Cを3分と刻みがちなんです。まるで時間割のように。私は課題がクリアされるまで続けます。だから、ひとつの練習が予定よりも早く終わる時もあれば、2時間かかる時もある。エディーさんの言う通り、目の前の練習の密度を上げるには工夫が必要でした。

「問題は課題なき長時間トレーニングです」

EJ 私が読んだ記事の中で、とても興味深いものがありました。トム、あなたは選手たちが「ジムラット(体育館のネズミ)」になること、つまり、選手たちがとにかく体育館で練習したがることを受け入れたそうですね。

TH 日本女子バスケのカルチャーとして、とにかく体育館にいて練習することを美徳とする考えがあります。ただし、集中力が散漫になり、決して効率的とは言えない。

EJ 体育館にいること自体が目的になってしまう選手もいるでしょうからね。

TH 実際、いったん選手たちの頭の中からバスケを忘れさせるために、「体育館からひとまず出よう!」と指示したこともあります。でもしばらくすると、なんだかんだいって、みんな自然と体育館に戻ってしまう(笑)。だったら、私もそのカルチャーを受け入れ、体育館にいるのなら、何も考えないでシュート練習をするのではなく、課題を明確にするように伝えたんです。

――面白いのは、おふたりは日本に伝わる長時間練習のカルチャーを否定しつつも、世界のどの国よりも練習をすることで世界を揺るがしたということです。

EJ 問題となるのは、課題なき長時間トレーニングです。今までお話ししてきたように、日本の指導者は長時間拘束することで、選手たちの集中力を奪っているのです。トレーニングでフォーカスするべき点を伝え、ケガを避けるために適切な休養を与えながら、練習の密度を高めていく。チームとしての課題をクリアするためには、それなりの時間は必要になります。

TH 世界一になるためには、やることがたくさんあるわけで、結果的に長時間になっていくんですよ。だからこそ、選手たちはそれに耐えられるフィジカル、メンタルが必要になります。

EJ 単調な練習では選手たちも飽きます。練習を工夫する創造性もコーチには求められます。

TH 私は、コーチングが刀鍛冶の過程と似ていることに気づきました。名刀を作る名工は、鉄を熱し、叩き、冷やし、それを繰り返す。

EJ それは素晴らしいアナロジーですね。

TH コーチは選手たちにプレッシャーをかけ、冷静に振り返ることを繰り返すことで選手たちを成長させることができると思うのです。

トム・ホーバスの「厳しい練習」は、日本人がやりがちな「根性練習」と何が違う? 日本代表を勝たせた外国人“鬼コーチ”が直面した日本の課題 - ラグビー日本代表 - Number Web - ナンバー