例えば転職の面接。書類審査は通過し、面接に呼ばれた。
たぶんここでの勝率は50%、もしくはそれ以下なのだろう。でも面接での想定問答を作って覚えるまで練習したり、製品についてより情報を深堀りしてみたり、身なりを整えたり、やるべきことはやればやるほどに出てくる。これらを一つ一つクリアしていくことで、勝率は50%からどんどん上がっていくのだろう。
一方でどうにも埋まらないも存在すると思う。
例えば経験者採用をしているポジションで、ワンチャン狙って未経験の立場でも応募するとか。未経験の事実は変わらないし、「うち経験者だけなんです、ごめんなさいね」と言われることのほうが多いだろう。
こんなどうにも埋めようがない部分、努力で何とかなる部分、総合して勝てる見込みがあるなら挑戦する。勝率は何もしないと半々だが、できることを積み重ねていくことで勝率は上げられる。きっとこういう態度のことを人事尽くして天命を待つ、と言うのだと思う。
勝てる試合を落とさないように、いつだって自分の努力で上げられそうな勝率は上げておけるようにしておきたい。